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The AU Interview: Josh Klinghoffer of Dot Hacker

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ジョシュ・クリングホッファー/ドット・ハッカー

NEWインタビュー

Published on July 19, 2013 by Sosefina Fuamoli, The AU Review.com

Dot Hackerはデビューアルバム「Inhibition」を8月にオーストラリアでリリースする。これは彼らにとって初の海外リリースだ。世界的な有名バンドのツアーに参加してきたミュージシャンにより結成されたこのバンドがデビューするまでには長い時間がかかった。Josh KlinghofferはRHCPツアーの合間に行ったレコーディングについて、フロントマンとして、そしてオーストラリア・ツアーについて語った。

AU: やあ、ジョシュ!

JK: やあ!(電話を)掛け直してくれてありがとう。日程変更して申し訳なかったね。

AU: どんでもない。かなり忙しいようですね。

JK: ああ、長い長い質問への回答を仕上げていたんだ。ごめんね!

AU: こちらこそ時間を取っていただきありがとうございます!先日、 久々に「Inhibition」を聞き直してみました。今回のリリースでこのアルバムを初めて聴く人々がいるということを念頭に置きながらね。デビュー作が地球の裏側で発売されるのはどんな気分ですか?

JK: 信じられないよ。君がさっきアルバムを聴いたと言った時、自分が書いた歌詞を自分で歌っているバンドがあるってことを新鮮に感じたよ。嘘だろ?って気分だよ。自分でも未だに驚きなんだ!飛行機で15時間半もかかる場所で発売されるなんて本当に素晴らしい気分さ。奇妙な気分でもある。どうしてオーストラリアでリリースするまでに時間がかかったのかと聞く人がいたけど、実はオーストラリアが海外で初めてリリースする国なんだ。実際はアメリカでは昨年5月に発売されてたけど、正式に海外で発売するのは初めてなんだよ。素晴らしいことさ。ただ通常のバンドがやるみたいに宣伝する時間がなかっただけなんだよ。僕らは今年中にはオーストラリアに行けるよう検討しているよ。

AU: 素晴らしいですね!レコードの話に戻りますが、私は未だに初めて聴いた時には気づかなかった小さな発見をします。そしてそれがとても気に入ってます。このアルバムはDot Hackerのデビュー作として満足していますか?

JK: ああ、もしゆっくり向き合ってあら探しをする時間があれば、耳から血が出るほど聴き入って修正したい点を沢山見つけると思うよ!このアルバムが日の目を見れたことを本当に嬉しく思っているんだ!チリペッパーズに加入した時、このアルバムはお蔵入りになりそうな気がしていた。ワーナー・ブラザーズで働いている友人を通してORG Musicに出会えて幸運だったよ。そしていつの間にか発売する事になったんだ。

僕らにとってこのレコードは、ある瞬間を捉えたようなものなんだ。バンドとしてまだ未完成で、曲のアイデアだけ持っていて、断片的に録音して、時おり誰かが町を離れてしまったり… 本当にある日の出来事を写真に収めたようなものなんだ。そして僕らはお互いが好きだし本当に継続したいと思っているからデビュー出来て嬉しいんだ。未だにシンガーになりたいと願っている男を知っているよ。まだほんの駆け出しのバンドみたいだけど誰しもいつかは始める必要があるんだ。あのアルバムを発売出来ていなかったら恐らくどこにも辿り着かなかったと思う。いつかは始める必要があるんだよ。

AU: 仰る通りですね!「Inhibition」の音楽にミュージシャンとしてのJosh Klinghofferのこれまでのキャリアは反映されていますか

JK: うん。多いに反映されていると思うよ。ツアー・ミュージシャンとしてのいわゆる’キャリア’は僕にとって長かった。10代の頃は友人とバンドを組みたいと思っていた。だから20代前半でThe Bicycle Thiefを辞めた後もそれが僕のやりたいことなんだと思っていた。そして時が流れ、次から次へとツアーに参加して他の人々と演奏し、それはとても楽しかったし素晴らしいことだった。そして次に気づいたのは、もうすぐ30才になるってことさ!もちろん常に新しい音楽が頭に浮かぶけど、曲、コード構成、歌詞の多くは… 過去に書き溜めたものなんだ。どこでどの曲を書いたか覚えているよ。その曲達がオーストラリアだけでリリースされようとしているなんて可笑しな話だよね!だって、僕だけが思っていることかもしれないけど、それって小さな冒険なんだよ。そうでしょう? 僕はそういった冒険が好きなんだ。

AU: その通りですね!ツアーを行いながらセカンド・アルバムに着手しているわけですが、一同に集まる時間を容易に確保できているのですか?全員が集まれない時はどうやってデモ制作やレコーディングをするのですか?

JK: ああ、まさに君の言う通りだよ。デモ制作やレコーディングを各自のスケジュールに左右されるのはまさに直面している問題なんだ。現在、セカンド・アルバム用にヴォーカルを録音しているところだけど、スタジオ入りしたのは元々はデモを作るためだったんだ。1週間ほどの時間しかなかったからね。それだけの時間で何ができるっていうんだよ。ねえ?とにかく形として何か残せれば良いという気持ちだった。そしたら、当然、エキサイティングなものが出来たんだ。そしてそれはレコードになった。何ヶ月も右往左往して今こうしている。基本的にレコーディング中は僕はデモ制作と曲の細部を書いているんだ。それがバンドにとって良いやり方で上手くいく方法なんだよ。これがアルバムのタイトルを「How’s Your Process?」にしたかった理由だよ。タイトルは「How’s Your Process?」というんだ。誰かが誰かにこう問いかけるのを聞いたことがあった。ちょっとしたジャブだけど僕にはすごく興味深いものに思えたんだ。どんな具合?上手くいってる?僕ら自身に自問するとても良い言葉だと思うんだ。むしろそう問うべきさ。僕のチリペッパーズのスケジュールを考えた時に、どうしたら本当に上手くいくのか自分たちに問うべきなんだ。だって必ずしも上手くいってる訳ではないよ。でも他のバンドみたいにする必要もないんだ。曲を熟成させれるほどの十分な時間がある訳ではないから、短い時間で全力投球しなくてはならないと自覚する必要がある。その代わりに他のバンドが持ち合わせない良さを持っているけどね(笑)

AU: ライヴについて、初めてこの規模の観客の前で演奏した時はどんな気分でしたか?

JK: 素晴らしかったよ。すごく楽しかった。色々な感情を抱いたよ。初めてライヴをした時にどんなものになるのかは想像がついていたからね。ツアーの初日はまあまあだったよ。だって、1年以上も一緒に演奏していないバンドだから何が有ろうと驚かない心構えがあったからね。でもまだ居眠りしてる感じだったかな。演奏はこなしたけどもっと掻き立てられるようなものが必要だった。ツアーの中盤までは公演や演奏の不安を沢山抱きつつ、ステージに立つ数時間以外の時間を楽しんだよ。そしてツアーが終わるまでには僕らは強く結ばれたと思うんだ。最後の数回は本当に爽快で楽しかったよ。

AU: Dot Hackerのメンバーは本当に素晴らしいミュージシャン達ですし、仲間同士のグループというのが全面に出ている点が好きです。“ClintEricは素晴らしい能力を持っているから一緒にバンドをやりたかった”と仰る点からもそれが感じ取れます。信頼できる仲間と音楽を作る時とRHCPGnarls Barkleyのようなビッグ・バンドの一員である時とでは違いは有りますか?

JK: 僕にとってRHCPとGnarls Barkleyは全く別のものなんだ。Gnarls Barkleyはツアーに参加しただけだからね。Dot Hackerは… もしDot Hackerがチリペッパーズのようなバンドになったとして、4人とも自分たちの音楽を作ることを優先してずっとそれを追究していきたいと考えているなら、4人とも喜んでやりたいと思うよ。例えば曲を書いたとする。でもスタジオでさらに磨きをかける時間がなかったら翌週に集まってみる。そういう風に出来る時にやろうといった具合さ。そういうやり方はある種の切迫感が生まれるし、少し変わった印象を与えると思うけど、それと同時に優れたものが生まれると思うよ。だって自分を信じて本能でやるしかないからね。僕にとってチリペッパーズの一員であることは今までで最高の贈り物のひとつだよ。だって自分が一番自信を持っているもの、自由な創造性、そして自分自身を要求され、またそれを可能としてくれる人々と一緒に音楽を作れるのだからね。滅多にないことだし素晴らしいことだと思う。可能な限りDot Hackerもそうなれるように努力するよ。でも時間の制約のせいで思うようにいかない時もあるよ。

 AU:Inhibition」を発売するにあたり、人々にどう受け入れられるか不安だったのではないかと何度も質問されたと思います。むしろJohn Fruscianteの後任となった不安の方が大きかったのではないかと思いますが、私から見たら不安を克服して非常に上手くやっているように見えます。今後に向けて意識している、またはデビュー作にはなかったけど次作に込めたいと思っていることをひとつ挙げてください。

JK: そうだね!(笑)僕にとって、自分の声、歌、それを録音することは、もっとしっかりとやらなくてはいけないと思っていることなんだ。今まさにそれをやっているんだけどね。8年前に書いた曲にいま歌を付けているんだよ!7年前にコードを思いついたけどそのまま放っておいて、Inhibitionのレコーディング時に引っ張りだしたんだ。そしてEricと2人だけでデモ制作をした。最初のヴァースを数年かけて作り、2つ目のヴァースをいつまでも作らなかったんだ。色々と忙しかったからね!他にも何曲も作っては完成せずに終わっていた。

やりたいと思っていた仕事につけて世界中に感謝したいひとりの人間として、自分自身に磨きをかけることに専念してたんだ。音楽面でいえば、僕はポップ・ミュージックやメロディアスなものを作ることに興味がある。ポップ・ミュージックをアブノーマルな音でミキシングしたりコンバーターを通したりするのが好きなんだ。でもDot Hackerに関してはそうではないと言い切るよ。そういう方向に向いてはいるけどね。今レコーディングしているものはとても気に入っているけど、まだまだやるべきことが沢山あるし楽しみにしている。友達に“次のアルバムに着手していると知らなかったよ!前作とは違ったものになるの?”と聞かれたけど、そんなの解らないよ!僕から見ると違うようには思えないんだ。だって前作に入らなかったものから選んでいるんだからね。でも違うように聴こえるのかも。解らないけど。もしこの4年間、一緒に演奏してきたバンドならばプラン(コンセプト)を立てられたと思うけどね…

AU: より良い作品ができると思いますか?

JK: ああ。でも僕たちは前回と同じことをしているだけなんだ。ただ一緒に出来る限りベストな演奏をするよう心がける。おそらく最終的には少しだけ以前とは違ったものになると思うけど、それはただ人として成長したというだけさ。そう望むよ!(笑)

AU: それは注目すべき点ですね!とても楽しみになりました。デビュー・アルバムがとても好きですし次の作品も待ちきれないです。オーストラリアに来てくれるのを楽しみにしています。

JK: ありがとう。本当に機会があると良いと思っているよ。ライヴをすることになったらぜひ挨拶しにきてね。

AU: きっと行きます!小さな会場で演奏してくれるのを希望します。レコードでのギターワークの複雑さから考えて小さな会場で聴いたら素晴らしいのではないかと思います。

JK: ああ、近々には大きな会場で演奏することは無いと思うよ!(笑)

AU: 素晴らしいですね。今日は話ができて良かったです。また機会があると良いですね。

JK: そうだね。どうもありがとう。

「Inhibition」は8月2日にSmack Face Recordsから発売されます。

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