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A Conversation with Josh Klinghoffer

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Photo by Red Hot Chili Peppers.com, interview by Dan Harpaz April 30, 2012

Red Hot Chili Pepperの新ギタリスト、そしてStevie Wonderの記録を塗り替え最年少でロックの殿堂入りを果たしたJosh Klinghofferに電話インタビューをする機会を得た。Klinghofferは世界的に有名なバンドのギタリストとして、そして駆け出しのインディーズ・バンド Dot Hacker のフロントマンとしての2つの人生について率直に語った。ツアー・ミュージシャンをしていた2008年に結成したこのバンドは、2月にセルフタイトルEPをリリース、またデビュー・フルアルバム「Inhibition」を5月1日にリリースする。作詞家としての成長とエレクトロニクス音楽やFleaとのジャズのリスニング会などについて語った後、彼は親切にも完売したRed Hot Chili Peppersのニューアーク公演に招待してくれた。(RHCPコンサート・レビューはこちら

SMOOVTUNES: ジョシュ、今日はインタビューに応じてくれてありがとう。このインタビューは私のブログ「Smoovtunes」に掲載します。

JOSH: そうなんだ、良いね。ブログ名が気に入ったよ(笑)

SMOOVTUNES: Dot Hackerのアルバムをとても気に入りました。バンドは2008年に結成され、不定期なレコーディングを経てあなたの30歳の誕生日に完成した。その後の2年間は全く手つかずのままだったのですか?

JOSH: ありがとう。2009年10月3日以降、マスタリング以外は何もしていないよ。5月1日に発売するレコード盤の為にプロの手を借りてマスタリングを行ったんだ。でも再録音や編集は何もしていないよ。

SMOOVTUNES: ミュージシャンとして再録音をするのは魅力的なことだと思うのですが、時間的な制限があったのですか?

JOSH: ああ、いまから変更を加えるかという意味では時間がなかったね。むしろ別の作品を作った方が良いと感じたんだ。当時はしばしばメンバーが町を離れることがあったけど、その状況下でもレコードを作ることは全員の決断だった。自分の要望だけでいえば、メンバー全員が時間を確保して集中してレコーディングできたら良かったと思うよ。でもその反面、ありのままの正直な作品に仕上がったと思う。これは僕たち4人があの時創り出した素晴らしい空間を表現したものなんだ。そしてこうして命を与えられたことをとても嬉しく思うよ。自然消滅してもおかしくなかったからね。

SMOOVTUNES: お蔵入りってことですね。

JOSH: ああ、その通り。僕らのiTunesフォルダーに入るだけさ。

SMOOVTUNES: ファンはお蔵入りしなかった事に感謝していると思います。アルバムはバンドの実経験をスナップショットで捉えているという事ですね。ツアーの予定は具体的に有りますか?またレコード未収録の曲を演奏する予定は?

JOSH: 現時点で明確な予定は無いけど年内には必ずライヴをするつもりだよ。僕がRHCPのスケジュールで年末まで一杯になっているのだけど、僕らのスケジュールは2週間公演をして2週間休むといった具合なんだ。だからその合間をぬってDot Hackerのライヴができると良いと思っている。メンバーもやりたがってるからね。作りかけの新曲も沢山有るし、ライヴでどう演奏するかも考えてある。でも数ヶ月は一緒に活動が出来ないから、常に演奏していないと新鮮さを保つのが大変だけどね。

SMOOVTUNES: それは難しい状況に聞こえますが。

JOSH: ああ、少しだけね。でも両方のバンドを愛しているし、幸運なことに僕個人はミュージシャンとして違う形で練習することができている。バンドのなかでの役割が違うからほんの少し難しい状況だけど、それがいまの自分であり、どちらの役割でも自分らしくあること以外に何もできないからね。

SMOOVTUNES: 一人二役のようなものですね。

JOSH: その片方で演奏ができない事にストレスを感じた時期もあるよ。自分が休みなのに他のメンバーが誰かとツアーに出ていることに落胆したりね。でもどうしようもない事だけどね。

SMOOVTUNES: ではある時は大型バスでツアーに行き、ある時はツアー・バスを自分で運転するとうわけですね?

JOSH: 何だってするよ。RHCPは長くツアーをするし、その一員であることは本当に素晴らしいことさ。でも演奏をするためなら小さなバンを自分で運転したって全く構わないね。このアルバムをリリースできる事や、ほんの数人であろうとライヴを見てもらいバンドの存在を知ってもらえる事を本当に感謝するよ。素晴らしい事だと思っている。それが子供の頃からの夢だったんだ。友達とバンドを組んでツアーに出て楽しい時を過ごす。僕は他のアーティスト達とそれをしてきた。毎回いちから初めて違うツアーに出て、だんだん大きな会場と長期スケジュールになっていく。まるでアルバムを出す度に自分のバンドが大きくなるような気持ちになってしまうけど、実際の自分のバンドではあり得ないことさ(笑)

SMOOVTUNES: ミュージシャンとしての自分の家を探し求め、ついに2つも見つけたのですね。

JOSH: ああ、そうだね。32歳にしてDot Hackerでは一番の赤ん坊さ。もう一つのバンドでもね(笑)でも両バンド共、今後も活動を継続したいし創造性を維持していきたいと考えている。たまたまRHCPとしてレコードを作り、世界中で演奏することになったけど、それってとても素晴らしいことさ。過去のアルバムの延長線ではなく、メンバーの誰もが新たなものを創造し続けたいと思っている。それはDot Hackerも同じだよ。

SMOOVTUNES: RHCP加入以前は作曲や作詞に注力していたと聞きました。RHCPはとてもテクニカルでアグレッシブなので、バンド加入後は再びギター・ストロークに集中することになりましたね。アプローチ方法は変わりましたか?

JOSH: ああ、間違いなく以前とは違うアプローチをしているね。時が経つにつれて違う音楽も聴くようになり考え方も変わってきたからね。Dot Hackerのレコーディング以降、RHCPではギターを弾くことが増えた。RHCPで演奏を始めたころ一番怖れていたのは、Johnがとてもテクニカルで達人だったことなんだ。彼は素晴らしいギタリストだけど僕は違うタイプのギタリストだし、そうあろうと努めてきた。彼の曲を弾くのは大好きだけど、人々が全く同じものを期待しないと良いとばかり願っていたよ。

SMOOVTUNES: アルバム「I’m With You」がとても気に入りました。あなたはソロが不得手だと聞いて驚きました。エフェクターを使って音の風景を作るのが好きだと言いましたね。ギア・オタクということですか?

JOSH: 間違いなくギア・オタクだね。ソロは簡単には頭に浮かばないんだよ。弾きたいとも思わなかったしね(笑)ギターを弾き始めた頃は、The Smithsとかを聴いて曲の進行やコードの音だけを模索していた。リード・ギターではなく構造的なギター奏法さ。ソロを習得したいと思ったことはない。ソロといえばSlashやJimmy Pageみたいに本当のソロが弾けるギタリストが好きだったけど、それは自分がやりたい音楽では無いと常に感じていた。John Fruscianteのソロでさえ、大好きだし素晴らしいと思うけど、曲を作るときに”このコーラスの後にギター・ソロをするよ、いいね?”なんて事は決して言わない。そういうのは僕のやり方ではないだけさ。

SMOOVTUNES:  John Fruscianteがそのように曲を作るなんて想像できません。

JOSH: 決してそんなことはないよ。でもRHCPにはギター・ソロ曲が何曲かあると思う。Johnはソロを弾くのが好きだしね。でも僕は全く違うんだ。ギター・ソロは聴きたくないんだよ。それより声をサンプリングしてCasio SK-1で再生する方が好きなんだ。その方が興味ある。ギター・ソロの方が聴き慣れているけどね。

SMOOVTUNES: Anthony, Chad, Fleaがソロを弾くよう勧めたり、あなたのソロ・パートが入った曲を作ることはありましたか?

JOSH: 少しだけね。Fleaが”やってみろ!やってみろ!”と言う時期があった。皆がむせび泣くような演奏をしたいと思っている時とかね。そんな時に彼らと演奏するのは本当にクールだったよ。今夜の公演で僕はソロで自分を表現するつもりだよ。楽しみにしている。ただこれまで注力してこなかっただけさ。ソロを弾く事には少しだけ臆病なんだ。Kurt CobainではなくVan Halenにならないといけないという妙な偏見か何かがあるのさ(笑)そう、話を戻すけど、僕はギア・オタクなんだよ(笑)

SMOOVTUNES: RHCPの最年少メンバーであることで古典的な音楽の知識が向上しましたか?例えばあなたがDefunktを聞いた事がないということに他のメンバーは驚いたそうですが、これから開拓したい音楽分野はありますか?

JOSH: 僕は常に新しい音楽を模索している。Fleaと一緒に時間を過ごすのが好きなんだ。彼は常にジャズについて語ってくれる。たとえ僕が既に知っているものでも、彼のような目線でじっくりと理解しながら聴くということは無かったからね。

SMOOVTUNES: ミュージシャンのなかには新しい音楽を少しずつ吸収していく人と積極的に探し求める人がいると思います。自分はどのタイプだと思いますか?

JOSH: 僕は刺激を受けるような新しい音楽を常に探し求めるタイプだよ。でも最近になって、同じような音楽のレコードを沢山持っていてあまり広く聴いてないことに気づいたんだ。いまは特定のアーティストを聴くのではなく、アフリカ音楽のコンピレーション・アルバムを沢山聴いている。ギターやソロをどうやって演奏しているか考えながら聴くんだ。殆どギター・ソロだけの曲もある。レコード・ショプに行って新しい音楽を探すよりも、演奏している彼らを想像しながらそういった音楽に耳を傾けているんだ。特にRHCPのアルバムを制作している時は、参考になるような新しい音を常に探していたよ。僕はエンジニアではないけれど音作りに関しては強い関心があるんだ。君がどう感じるかは解らないけれど、RHCPの新作は僕が作りたかった音ほどクレイジーだったりオーガニックなものではないけれど、限界に挑もうと常に試みていたんだよ。

SMOOVTUNES: 私は音楽をより理解する為に、まず音を聞いてから次に歌詞を読みます。そうすることで自分を高められたら良いと思うので。

JOSH: ああ、まさに僕も同じだよ。以前は歌詞を嫌々書いていたんだ。すごく時間がかかるからね。いま、頭から離れないような素晴らしい曲があるんだ。完成していないから誰も知らない曲だけどね。ツアー中にデモ録音を聴きながら歩き回っては、感情を言葉で表現するような歌詞を書かなければならないことに頭を悩ましているよ(笑)でもLeonard Cohenや他の人が書いた歌詞を聞いて、それがいかに重要かを理解したよ。これまで僕は仕事として作詞や作曲をしたことがなかった。これまでは思いついたものを書き留めていただけなんだ。以前は常に誰かのツアーに参加していたから必要がなかったからね。曲を完成させて人に聴かせるのはDot Hackerが初めてのことなんだ。若い時にデモ録音をした時は、自分の声に沢山のエフェクトを掛けたり歌詞が解らないような歌い方をする事を避難された。単にそういうのを好む人が少なかっただけだけど、”これが僕の声で、言いたい事なんだ!”と思っていた。Dot Hackerでもある意味そうだね。いまは以前より心地よく感じているし、意味を理解して自信をもって歌える。そして次の次元に達することが出来たらまた違うものが生まれると思う。そうなると良いね。

SMOOVTUNES: 歌詞については?ところで時間がオーバーしていたら言ってくださいね。

JOSH: 今日はこれが最後のインタビューだから好きなだけ出来るよ(笑)

SMOOVTUNES: RHCPのインタビューであなた方は好きなヒップホップ・アーティストとしてJ Dillaの名を挙げましたね。作詞において最近影響を受けたヒップホップはありますか?

JOSH: 最近聴いている新しいものがある訳ではないけど、以前からLil Wayneを良く聴いているよ。彼のフレーズ作りが好きなんだ(笑)

SMOOVTUNES: 新しい必要は無いですよ。J Dillaのアルバム「Donuts」は最新作ではないですがRHCPのお気に入りのアーティストだと言っていましたね。

JOSH: 僕が暫くJ Dillaに夢中になっていたんだ。Fleaはこのツアー中に「documentary」(J Dillaのドキュメンタリー映画)が発売されたあたりから熱心なファンになったと思うよ。僕はフレーズや曲を作る時は出来る限りヒップホップ的でありたいと思っている。歌詞でもヒップホップ的なアプローチをするのが好きなんだ。全く違う自己表現方法だと思うよ。

SMOOVTUNES: ではこのインタビューのタイトルをジョシュ・クリングホッファー、Dot Hackerの次作でMCをするとしましょうか。

JOSH: ああ、そうだね(笑)おかしな話だけど、誰もいない時は車の中でラップを歌っているんだ。僕たちの音楽にはその影響があると思う。次のアルバムではロック・バンドではなくヒップホップな作品を作りたいね。

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